のんびり気まぐれ猫ブログ

教養を身につけたい、そんな年頃。

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2O11

2/12(土)
この日は、まずバスに乗って、シェーンブルン宮殿の方に行きました。ウィーンは日本人も多いと聞いていましたが、この日のガイドは、やはり日本人の方でした。名前は失念してしまったのですが、ボソッとした声と話し方が、高校のときの生物の先生に似ていたのは印象的でした。以下、シェーンブルン宮殿にまつわる人々について、色々と聞いた話。
・フランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベトはいとこ同士。
・フランツは元々エリーザベトの姉と結婚の予定だったが、見合いのときに付いてきた妹(エリーザベト)を見初めて結婚。姉は複雑な気分じゃなかっただろうか…。
・当時は地毛を見せないように、女性でも鬘を被るのが当たり前だったが、エリーザベトだけは美しい地毛を人前でも出していたらしい。髪の手入れに2時間ぐらいかかっていたんだっけ?
・エリーザベトのウエストが見た目にも細かったけど、身長が170cm超えているのに、ガイドの人から聞いたのだと、体重50kgに満たなかったそうな。
・フランツのベッドとエリーザベトの風呂について。(文章化できるほど、話を覚えていない…)
・この宮殿は壁に漆が使われていたり、中国風の絵が描かれていたりするが、当時の人にとって、インドより東の文化は全部インド様式という感覚だったらしい。一括り過ぎである。
・マリア・テレジアは絵の得意な次女のことがお気に入りで、恋愛結婚が許されたのは彼女だけ。姉妹の肖像画が展示されていたが、次女の服装だけ他の姉妹より豪華なのもそのせい。
・マリア・テレジアが密談をするときに、お付きのものも部屋に入れないよう、お茶なのか食事なのかを運ばせるためのエレベーターがあった。
・マリア・テレジア一家の絵に含まれている意味。(文章化するほど、話をまとめられない)
・騙し絵が掛かっている。(どう騙し絵なのか、説明が早すぎて聞き取れなかった。日本語なんだけど)
・モーツァルトがいなかった場面なのに、その場にあとから彼を描きこんだ絵がある。神童って凄い。

再集合するまでの時間、あまりに寒く耳が凍えそうだったので、akiさんのダウンジャケットに付いていたフードを借りて頭を覆ったら、コートと似たような色合いだったこともあり、まるでペンギンのようになりました。このとき撮った1枚は、密かにお気に入りです。

それから、市立公園のヨハン・シュトラウス像の前で、みなさん記念撮影されていました。私たち以外。akiさんが私に
「撮る?」
と訊いてくれたのですが、そんなにヨハン大好きでもないのに、というか曲も大して知らないのに、「嬉しいです」というような顔をするのは、彼に失礼かと思いまして。シェーンブルン宮殿だって、旅行に来て初めてどういうものか知ったぐらいですが、そのぐらい無知だと、逆に、これまで知らなかったものに巡り会えた感激を写真に残せる気がするのです。うだうだ書き連ねていますが、どの写真も大して代わり映えのしない無愛想な表情とポーズで撮られている私。

午後からは自由行動でした。

昼ご飯はカフェ巡りをしようと、まずカフェ・ザッハーに入りました。元祖のザッハートルテとやらを食べてみたかったのです。クロークにコートを預けると、テーブルに案内されます。私たちは英語で色々尋ねられましたが、次に来た人たちはドイツ語でやり取りしていました。ドイツ語圏の人っていうのは、区別つくものなんですかね。2人ともザッハートルテを注文。私や日本で言うところのウィンナーコーヒー、akiさんはダブルエスプレッソを飲むことにしました。今回の旅先では、日本で飲むようなコーヒーは無く、
「コーヒーorティー?」
と尋ねられてコーヒーを選ぶと、漏れなくエスプレッソが出てきました。ティーって言うと、まあ日本ならアッサムやらダージリンやらの紅茶を想像しているものですが、1度だけジャスミンティーが出たこともありました。デザートにジャスミンティーはちょっと…

akiさんがチップの小銭が無いので、どうしようと悩んでいました。クロークでもチップが要るし、通常の会計だけでも8~10%ぐらいのチップを渡すのが基本、というように書いてあったので。そもそも会計をどこでどんな風にやるのかも知らないので、2人で食べ始める前から色々不安がっていました。とりあえず近くの席にいた人を見ていたら、ウェイターさんを呼んでテーブルで会計をして、お釣りを受け取ったあとチップを払っている、という風でした。その隣のテーブルにいた人は、akiさんによれば、会計をして「お釣りは要らないよ」と英語で言っていたそうです。さ す が 英 文 科!

ザッハートルテは、生クリームと一緒に食べると程よい感じで美味しかったです。生クリームは全然甘くないので、それだけで食べると、牛乳好きの人にはあまり抵抗が無いのかもしれませんが、私はちょっと気持ち悪くなりそうでした。一方、トルテの方はそのまま食べても違和感無く思えました(私は甘党なので)が、生クリームがあると深みが出るような気がしました。ウィンナーコーヒーは、クリーミーで甘くもなく苦さも少なく飲みやすかったです。会計のとき、お釣りを貰ってから改めてチップを渡すのかどうするのか、2人で最後まであれこれ言っていましたが、その甲斐空しく、ウェイターさんはお釣りを持ってきませんでした。一見の客だからチップのことで困っているんだろうな、という配慮からでしょうか。クロークの方は、1着1ユーロで固定でした。結局のところ、杞憂でした。

店を出て歩いていると、ファーストフード・軽食の売店がありました。そういう売店を初めて見かけたので、じっと見ていたら、店員のおばさんに声を掛けられ、何か買わないと申し訳ないような気に。
「日本人的だねぇ」
とakiさんに言われましたが…。フランクフルトを注文すると、おばさんが
「フランクフルト?」
と訊くので、
「イエス、フランクフルト」
みたいな返事をしたら、ホットドッグが出てきました。ちなみにホットドッグの方が若干高かったですが、訂正するのも面倒だったし、ホットドッグも食べやすいからいいか、と早速頬張ってみると、なかなか美味しい。大きかったので、最後の方は飽き気味でしたけど。

有名人に縁のあるところに行きたかったので、まずはフロイト記念館に行きました。観光スポットは固まってあるところには固まってあるのですが、このフロイト記念館や次に行くヴィトゲンシュタインの家は、そういうところから外れていたので、見つけづらかったです。フロイト記念館では、英語のガイド冊子を貸し出してくれます。安くはありませんが、何ユーロか払えばコピーが出来る、という形式でした。感想としては、学問的に興味がある人以外は退屈だろうな、という印象です。私も退屈でした。英語の読解能力不足のせいも大きいですが。印象に残った単語は『コカイン』です。私の拙い英語読解によれば、コカインの作用についての研究もされていたみたいです。何かフロイトにまつわる映像も流れていましたが、何を言っているのか判りませんでした。英語が出来れば世界が変わる、というのは過言ではないかもしれません。

ヨーロッパに来て、初めて地下鉄に乗りました。ウィーンの地下鉄は手動でドアを開けます。そして、改札でのチェックがとても緩く、切符を買っても入口で改札機に通す必要も無く、出口でも然りでした。
「イタリア人なら絶対不正乗車しそうだねー」
とか何とか言いながら、地図を見ていると、駅の方向に歩いていた白人のおじさんが
May I help you?
と声を掛けてくれて、一緒に地図を見ながらヴィトゲンシュタインの家までの行き方を教えてくれました。そのおかげもあって、無事到着!…したのですが、開館日が月~木曜日だったので、残念ながら中を見ることは出来ませんでした。
「日本帰ったら(おじさんと)同じようにやってみようかなー」
とakiさん。さ す が 英 文 科!

それから、モーツァルトハウスに。
English?
と訊かれたので、オーディオガイドは(ここはヨーロッパなので)やっぱり英語しかないだろうなと思って借りたら、返却場所で日本語のオーディオガイドを見つけました。日本人の観光客が多いところは、日本語のガイドも充実しているようです。4階にモーツァルトが過ごした時代について、3階にオペラ作品やレクイエムの展示があり、2階はモーツァルトが暮らしていた住居で、当時の雰囲気が再現されていました。住居の間取りは全部推測のようで、現存している家具も無いそうですが、そんなに古い時代のことでもないのに、不明なことは多いものなのですね。そして、英語の聞き取りは難しいので面倒になってきていたのと、その上トイレに行きたくなったのに、トイレが2階のオーディオガイド返却場所の先にあったので、3階を飛ばしてしまいました。もしかしたら、1番の見所だったかもしれません。

モーツァルトハウスからホテルまで、ぶらぶら歩いて戻りました。途中、土産物でも見ようかと近くにあった店に入ったら、中東の人が店番していたのでドキドキしました。偏見ですが、中東の人は油断していると実際より多額の請求をしてきたり、何かしら危険な事態になりそうな気がしてしまうのです。日本のニュースなんかで、中東の人をポジティブなイメージで取り上げられているものが少ないからかもしれません。結局買い物はしなかったのですが、売られているものは、至って普通の土産物でした。個人的には、
AUSTRIA NO KANGAROOS
と書かれたTシャツなんかいいなと思いました。ホテルにお湯を沸かすようなものが無く、備え付けの冷蔵庫に入っている飲み物は勿論有料なので、スーパーに立ち寄って飲み物を買いました。美味しそうな果物の絵が描いてあるペットボトルが結構安い値段(日本円で50円ぐらい?)で売られていたので、甘くて安っぽい味なのかなと思いましたが、甘ければいいので購入。ホテルの部屋に着いて飲んだら…ハーブも入っていたようで、甘くないし、子どものときに風邪をひいて飲んだシロップの劣化版みたいな味でした。安いものには理由がある。akiさんは、無難にRed Bullを買っていました。

書き忘れていましたが、ウィーンでは町の書店にも立ち寄りました。akiさんは、日本でも書店に寄るのが大好きですが、海外でも同じなのですね。日本語の作品の翻訳版が無いかなと探していたら、村上春樹の『1Q84』ドイツ語版が売られていました。分厚い1冊です。日本では3冊刊行されているのに、一体この1冊はどこまでの話なんだろうかということで、
「何だったら(続きを)amazonで買えばいいじゃん」
と言ったら、akiさんは、こんなところで買わなくても、という意味に捉えてしまったらしく、
「あーあ、言っちゃった」
と。結局、購入。現地では、もう1度ドイツ語にチャレンジ!、と思って買いましたが、果たして…チェコ語の『山椒魚戦争』よりは読まれそうかな?

さて、夜は自然史博物館に行きました。マリア・テレジアが飼っていたイヌの剥製なんかも見たように思いますが、インパクトの大きかったのは大量の頭蓋骨。研究者以外は基本的に立ち入れないところらしいのですが、棚に並べられた頭蓋骨は現実味が無さすぎて、オブジェにしか見えません。そんな中、後ろを歩いていた“ギャル”が
「どれがイケメン?」
「これとかそうなんじゃない?」
といった感じではしゃいでいたので、正直そんな盛り上がれそうもないところで何とかテンションを上げようと頑張るなんて、女子大生だなーと思った次第であります。“ギャル”は、このツアー全体を通して、イケメン好きというキャラを押し出していたように思います。私なんかは、イケメンと呼ばれる人を見ても、イケメンはちやほやされていいね、ぐらいにしか思えないのですが。韓流スター来日とかでキャーキャー言っていたおばさま方なんかのことも考えると、
「イケメン見て盛り上がれる私、若い!」
という思いがあるのかもしれません。うーん。

夕ご飯は、Do&Coアルベルティーナというところで。幾つかテーブルをくっつけられた席で、一方の側がソファになっていました。ソファ側に8人ぐらい座ったので、出入りがしづらかったです。奥から“会社員”(お誕生日席の位置)、テーブル越しに向かい合って、“中年夫婦”、“都民”、私たち、“道民”…のように並んでいました。“都民”の奥さんが、私との間にTOMMY HILFIGERの大きめのバッグを置いたので、ただでさえ窮屈なのにますます窮屈で辛かったです。そんな中、“中堅夫婦”のご主人がその日誕生日だったということで、添乗員さんの計らいで、ちょっとしたプレゼントが贈られたりしたのですが、誰かが
「幾つになるの?」
と訊くと、ご主人が
「え…」
と戸惑ったような声を出しました。akiさんによれば、ご主人もちゃんと年齢を言ったらしいのですが、聞き取りづらかったと判断されたのか、奥さんが
「38」
と明瞭な口調で答えるのは、私にも聞こえました。男性も年齢って答えづらいものなのかなぁ。女性には、自分より若そうでないと、尋ねづらいですが。料理ですが、メインの魚はちょっと小骨が多い気がしました。デザートはチョコづくしといった感じで、フォンダンショコラっぽいものにチョコフォンデュなんかもありましたが、イチゴはチョコにつっこんで食べるより、そのまま食べた方が美味しいなと思いました。身も蓋もないですね。
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プラハが俺を呼んでいる

2/11(金)
この日はブダペストを出発して、ウィーンへ向かいました。その間にドナウベンド地方観光ということで、色々見て回っています。まずはセンテンドレに向かいましたが、途中、バスの窓から道路の合間に遺跡が見えました。ジョージさんが色々説明してくれていたように思いますが、あまりよく覚えていません。すみません。

この日はあまり天気がよくなく、センテンドレに着いたときも小雨がぱらついていたように思います。センテンドレの中央広場にはペスト記念碑があって、ペストによる最後の死者が葬られているそうです。ペストが蘇らないように死者は俯せにして埋められたとのこと。それから壁に挟まれた細い小道を通り、階段を上って、開けた場所から街を望んだり。近くにある、ギリシャ正教会の建物内部が素晴らしいらしいのですが、教徒でないと内部に入れてもらえないそうです。

センテンドレは土産店やカフェなどが建ち並ぶところで、時間があればカフェでのんびりしたかったのですが、それほどの時間もなく、あまり買うつもりはありませんでしたが、土産店でも覗こうかとフラフラしていました。あるお店で、おばさんが店の外に商品を出したので、見ると日本語の文章が書かれたエプロンでした。グヤーシュのレシピが書かれています。前日に、カロチャ刺繍の店でパプリカの粉を買ったのですが、それで作りたかった肝心のグヤーシュのレシピを知りませんでした。残金も丁度使い切れるということで、私にしては珍しく即決で買い物したのでした。

日本に帰ってから、よくエプロンのレシピを読んでみると『カラウェーの実』と書かれていて、一瞬呆然としました。レシピあっても材料ないんじゃ…!?どうやら、カラウェーはキャラウェイと同じもののようですが、日本で販売しているキャラウェイシードでいいのかしら?とりあえず作ってみるかなー。パプリカの粉について、その他の用途としては、
・サラダにかける。
・ドレッシングに入れる。
・キュウリの酢の物にかける。
・白菜の漬け物や沢庵漬けにからめる。
・ベーコンの脂身(またはラード)から溶け出した油で、にんにくを炒め、マッシュルームと玉ねぎを投下、塩こしょうで炒める。そこに茹でたスパゲッティーを加え、仕上げにみりん少々とパプリカどっさり入れて炒める。
・鶏のささみに塩少々をまぶし、全体が真っ赤になるまでパプリカをかけて網焼きする。
・お好み焼きの生地にパプリカをどっさり入れて焼けば、赤いお好み焼き『夕日が俺を呼んでいる』の完成。
などがあるそうです。帰国してから和食の写真を見て、akiさんが
「この漬け物、美味しそう」
と言っていました。akiさんは、漬け物を出されても残すのが常だったので、
「あれ、漬け物嫌いじゃなかったっけ?」
と訊いたら、(外国料理の味に慣れた)今はそういうのが食べたい気分みたいです。ワガママだなぁ…と言いつつ、私も鍋に入ってるネギは食べられない、麺類の薬味としてもちょっと…、あ、でも焼き鳥のネギマはOK、ネギトロも大丈夫、とか言って人を面倒がらせていたものですが。

また、ヘレンドという磁器の専門店は、見ているだけでも博物館のようで面白いと聞いたので、冷やかしかもと多少躊躇しつつ店に入りました。すると、“会社員”が既に来店されていました。私たちは、日本円にして数十万から100万ぐらいする磁器を、
「何これ、高~!」
「でも、こういうの親世代の人は、結構持ってるよねー」
と言いながら、買う(える)気0で眺めていただけでしたが、“会社員”はここでもショッピングを…!そうそう、高価なところをアピールし過ぎでしたが、小さいミルクポットなんかは数千円で買えたように思います。でも、そこら辺で売っている安い物に比べれば、何倍も高いですけど。ヘレンドの磁器は確かにお洒落だし、高級感漂うデザインですが、私が欲しいようなティータイム用のセットなんかは、お金も然り、家にそれだけの収納スペースが無いと買えないなと思います。

それから、ビシュグラード展望台へ。ここで可愛いネコを見ました。写真は私のブログにはありません。もしかしたらakiさんがアップしてくれ…るかも!?この旅行では、たまにイヌ、ネコを見かけましたが、日本では三毛猫というのがあるのに対して、彼らは茶色と黒の二毛が多いように思いました。イヌでは、日本でよく見かける愛玩犬的フワフワ・モコモコしたのはおらず(ウィーンでは2、3匹ほど見かけたような気がします)、イヌ然としたのが多かったです。この場所は昔要塞だったので、上から石を落とすために使われていた兵器などが残っています。ここから、いわゆるドナウベンド(ドナウ川の曲がり角)がよく見えます。

この日の昼ご飯は、スープヌードルのような前菜と、メインには白いピーマンの肉詰め、デザートはパラチンタというクレープのようなものでした。前菜のスープの匂いをかいだ“ギャル”の1人が
「うちのおでんの匂いがする」
と言っていました。確かにだしっぽい感じもあったように思います。白いピーマンの肉詰めは、肉と米が混ぜ合わさったもので、これがピーマンに詰められたものと、その横にハンバーグ状のままのものが添えられていました。味付けはトマトソースですが、一口食べたとき、何とも言えない不思議な味がしました。ずっと昔にスコットランドで食べたハギスの味を思い出しました。日本ではほとんど使わないような香辛料のせいでしょうか。そして、米が入っているためにボロボロ崩れやすく、食べづらかったです。パラチンタは、ジョージさんが
「カロリーが高いです」
とコメントしていましたが、前日に食べたショムローイ・ガルシュカ的ケーキに比べれば、量的にも味的にもだいぶ控えめだった気がします。材料が似ているので、味の傾向は同じだったようにも思います。

この昼ご飯の時間に、隣に座っていた“道民”が北海道から来た人であったことが発覚しました。奥さんはakiさんと同じ札幌市出身だとかで、しばし北海道トーク(あれ、入れない)。相変わらず北海道の就転職事情は芳しくないようで。

最後に、エステルゴムの大聖堂。入り口近くの脇にある2つの像は、どこかの美術の先生だかに無料で作られたものだそうで、ジョージさんは
「ただより高いものはない」
と仰っていましたが、それほど駄作のようです。私はあまり目が肥えていないので、そこまで思わなかったのですが、
「じゃあ、次はちゃんとした像を見に行きましょうね」
という言葉から、ジョージさんは、この2つの像をちゃんとしていないと考えていることが判ります。この聖堂は声がよく響いて10秒ぐらいは音が聞こえ続けるというので、試しにジョージさんが咳をゴホンと出すと、言われたとおり10秒近く音が続いていました。その音が消えかけた頃、後方の席に腰掛けていたおじさん(聖堂の係員?みたいな人)もわざと咳をしたので、掛け合いみたいに思えて笑ってしまいました。こんな場所で歌ったら楽しそうだなと思いました。ジョージさんがガイドしてくれる最後の場所だったので、一緒に写真を撮ってもらいました。ジョージさんとakiさんの間に私が入る並びになったのですが、ジョージさんが
「両手に花(←私の状態を指して)」
と微笑みながら言いました。こんなお茶目なジョージさんですが、ガイドしているときに冗談を言ったつもりでも全然ウケないこともあるそうです。今回のツアー参加者には結構ウケがよかったですが。

ジョージさんとはお別れして、そこからウィーンまでバスに3時間ほど乗っていました。この日のバスは、片側1列、反対側2列の広々としたデラックスシートで、リクライニングもフットレストもあって、バスや電車では滅法寝られない私がスヤスヤ昼寝できました。私以外にも、疲れてか寝てしまった人は多かったようです。この日は夕ご飯が無かったので、途中のパーキングエリアにあった店でサラミを挟んだサンドイッチを買いました。外国料理は食べつけないので身構えがちな私ですが、サラミやウィンナーは何の抵抗も無く食べられた数少ない食べ物です。1番警戒するのはチーズです。私はスイスには一生行けないかもしれません。自分で口を付ける勇気が無いときは、まずakiさんに味見してもらいます。一体どこのお姫様なのでしょうか。

ウィーンに到着してから、ホテルの部屋でサンドイッチを食べ、あまりゆっくりする暇もなくバスでクアサロンへ。ウィーン縁のモーツァルトやヨハン・シュトラウスの曲が演奏されるコンサートがあったのです。日本でコンサートというと、大きいホールで階段状に配列された暗い赤色(?)をした柔らかいシートに腰掛け、というイメージですが、クアサロンはちょっと大きい会議室ぐらいのホールで、卒業式のときの体育館のように整然と並べられた固い椅子に腰掛ける形式でした。ダラダラするのに慣れている私には、ちょっと辛かったです。その上、時差ぼけなどによる疲れもあり、眠さを堪えるのに必死でした。途中で短い休憩もあり、その間にドリンクチケットで1杯のドリンクが飲めるのですが、私は動くのも辛くakiさんに寄りかかって休んでいたら、添乗員さんに
「大丈夫ですか?」
と心配されました。何故、他の人たちは起きていられるのだろう。アンコールが2回あり、その度に全員総立ちだったのですが、個人的には、眠すぎてちゃんと聴けないのでアンコールはもういい(自分勝手)のに、と思っていました。ところで、今回についてはさておき、アンコールっていうのはもはやマナーなんでしょうか。意味だけ考えると、アンコールの無いコンサートもありえると思うのですが。それとも、私がレベルの高い演奏会しか観に行っていないだけなのかな。

ホテルに戻って、部屋に行くエレベーターの中で一緒になった“会社員”に、
「今回はどこが楽しみで来られたんですか?」
と訊かれました。私があうあうと答えられずにakiさんの顔を見ると、
「プラハです」
と答えました。すると、やはり一緒になった“中年夫婦”のご主人の方が
「プラハは全体が文化遺産だからなぁ」
とか納得されていて、“会社員”とakiさんの間でまた2、3やり取りがありましたが、円滑に会話が流れていたのに私は感心しました。逆に私は、そもそも自分が行きたいと言ったところなのに、その理由を説明できないとか…面接苦手なのはこんなところにも表れるのです。
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トカイのメロディー

ツアー参加者の面々(便宜上の呼び方)
・私たち  …一応、新婚夫婦。
・“姉妹”  …姉妹では初めて海外旅行に来たらしい。姉(と思われる)が今年で還暦。
・“中年夫婦”…奥さんの方が太ったナ○ック星人に似ている、らしい。
・“中堅夫婦”…私たちよりだいぶ年上だったけど、新婚さんだった。夫婦とも個性的なファッション。
・“道民”  …一番落ち着いた雰囲気を醸し出していた新婚さん。
・“都民”  …典型的新婚さん。イチャイチャっぷりが凄かった。
・“ギャル” …大学の卒業旅行で来た女性2人組。女子大っぽい雰囲気。
・“会社員” …飛行機で隣に座っていた女性。

2/10(木)
この日は、バスに乗ってまず英雄広場へ。ここにはハンガリーの英雄とされる人物の像が立ち並んでいます。その足下には、それぞれの人物の活躍した場面がプレートに描かれています。
「ハンガリーの歴史は、ここに来れば一通り学べます。ハンガリー人は1度はここに来るべきですね」
とはジョージさんの言葉。真ん中に立っている像は、何かで1等賞だか金賞だかとにかくいい賞を貰ったそうです。が、ジョージさん曰く、人も馬も実寸のように見えて、実際より大きく立派に作られているそうで、
「嘘ついて賞を貰ったんですねー」
と冗談まじりに仰っていました。写真撮影の時間が10分ぐらいあって全員バスに戻ったのですが、“中堅夫婦”がなかなか戻ってきません。添乗員さんが
「ちょっと見てきます」
とバスを降りたところで、広場に姿が小さく見え、やがて走ってこちらに戻ってきました。それからまた何かで2人が遅刻したことがあり、そのマイペースさと個性的な服装から、
「デザイナーか何かやってるのかな?」
「いや、イラストレーターでしょ」
と勝手な妄想を繰り広げていたのですが、のちにご主人がサラリーマンであったことが発覚。先入観、よくない。

そのあと、聖イシュトバン大聖堂へ。昔大洪水があったときに、人々が高台のその地へ逃れて助かったことから、記念に建てられただったか何だか。着工から54年かかって完成したのは、Wikipediaにも書かれています。この聖堂の名前の由来でもある、ハンガリーの王イシュトバン1世の実物大の像が建物の中にありますが、当時で身長180cmを超える巨漢だったそうです。遠目に見たのですが、もっと大きく作られてるんじゃないの?、と思うぐらい、大きく見えました。国王の中では2番目の大きさだそうで、1番大きかった人は210cmぐらいあったらしいです。寧ろ身長大きい人が国王になれたのでは?、と思わなくもありません。

次は、カロチャ刺繍の見学です。見学というので、職人さんが何かを作り始めてから仕上げるまでを、みんなでじっと見るのかなと思っていたのですが、実際は、角の方で黙々と女性が1人で刺繍をしていて、ツアー客は土産物を色々買いましょう、といった感じでした。日本人の店員さんがいて、日本円も使えるという、非常に日本人向けのお店です。店の名前を確認するのを忘れていましたが、ガイドブックを見ていると、『バジリカ・フォルクロール』だと思われます。思われるレベルで、記録として書いていいのか謎ですが…。カロチャ刺繍は花模様の綺麗な刺繍ですが、その絵柄に唐辛子が入っているのが特徴的です。レジで私たちの前に並んでいた“会社員”が、大量のカロチャ刺繍製品を買っていました。会社の人たちに買われたようですが、気前がいいですね。そのあと、刺繍している女性の写真を撮っている人たちがいて、akiさんが
「みんな、断らずによく撮るなぁ」
とボソッと言いました。この店では、貴腐ワインの試飲、フォワグラとアーモンドチョコの試食も出来て、ジョージさんが
「私はこのアーモンドチョコが好きなんですよ」
と言って、“中年夫婦”の奥さんにも強力に薦めていました。その甲斐(?)あってか、奥さんはその商品を買われていたようです。私も食べましたが…私は明治のアーモンドチョコの方が好きです(海外旅行に向いてない)。貴腐ワインは甘いと言われていたけど、本当に甘かったです。ワインの香りがするカクテル、みたいな感じかしら。

この店を出て、漁夫の砦に行きました。ここは何と言うか、風景を一望できるところ、でしょうか。写真を撮るのが好きな人は、いいかもしれません。この近辺には、芸を見せる人が色々いて、入ったところで楽器を吹いている人がいました。こちらが日本人だとわかったのか、徐に『Sukiyaki』(だったと思う)を演奏し始めました。この旅行でわかったことは、日本の音楽として『Sukiyaki』、『Sakura』が演奏される、ということです。レストランでも楽器演奏を聴く機会がありましたが、国は違えどこの2曲は必ず演奏されました。ところで、日本国内で「これぞ日本音楽!」っていうのは、何なんでしょうね。

ここで、“姉妹”が行商人から買い物をしているのを見かけました。私は、行商人から物を買うのは危険だと思ってしまう方ですが、余程欲しい物があったのかなと思いながら通り過ぎました。次に集合したときに、妹が帽子がないことに気付き、どうやら置き忘れてしまったようなのですが、戻ったときにはもうなかったそうです。知らぬ存ぜぬを通した行商人が盗ったのでは、と言われていました。
「いい帽子だったんですよ」
と、妹はちょっと残念そうな感じで仰っていました。

油断ならないと言えば、ハンガリーでは地下鉄に乗るのも気を遣うもののようです。ガイドブックでは、券売機でチケットが買えると書いてあったのですが、添乗員さん曰く、券売機は「貯金箱」だそうです。お金をつっこんで終わり、みたいな。あと、「地下鉄にチャレンジする方」とも仰っていたので、akiさんと2人で地下鉄は絶対に使わないと決めました。また、ジョージさんが仰っていたのですが、改札機で刻印される日時の印刷が薄く(見せてもらったのですが、本当に読み取れるか読み取れないかぐらいに薄い)、改札を出るときにそれが読み取れないとして、不正乗車として罰金を1人あたり数千円取られた事例があるそうです。しかも、日本では考えられませんが、駅員が元々自分の小遣い目的に徴収することもあるとか。ちなみに、ジョージさんはイタリア人の観光ガイドもされているそうですが、やはり地下鉄でトラブルになったとかで、しかし話をよくよく聞いていると、イタリア人の方が無賃乗車をしていたそうな。イタリア人、厚かましすぎる。
「そうなると私も何も言えませんから…日本人はそういうことしませんけどね」

そして、マーチャーシ教会へ。モスクっぽい雰囲気漂う教会…だったような気がします。詳しくは、akiさんがブログに写真をアップしてくれ…るかも!?ハンガリーはあまり撮影禁止のところがなく、いや元々は撮影禁止だったところもあるようなのですが、周囲の人たちが構わず撮っていたので、ジョージさんもツアーの人に注意できなくなったとか。撮影マナーについて、洋の東西を問わずいい人はいいし悪い人は悪いみたいですね。後日行ったプラハでも、私たちは撮影禁止と言われたところで、(akiさん曰く)スペイン系の女性が平気でフラッシュ焚いて撮影していたし、フラッシュなしでと言われたところでフラッシュ焚いて撮影していた(確か)白人男性もいました。日本人はまだ真面目かな。

昼ご飯は、ブーシュロー・ユハース(『悲しい羊飼い』という意味だそうです)というところで。ハンガリー名物のグヤーシュ(ビーフシチューのようなもの)と、メインは魚のクリームソースがけ、デザートはショムローイ・ガルシュカのようなもの。~のようなものって言われても、そのものを知らないですよね。添乗員さんはケーキみたいなお菓子と仰っていたような記憶が…食感としてはグチョグチョしたスポンジケーキで、生クリームやらチョコソースやらがかかったものです。グチョグチョ感が、汚い話ですが、誰かが口に一度入れて戻したようにも思えて、美味しいはずなのにちょっと気持ち悪く感じました。グチョグチョの原因は、恐らくラムシロップと思われます。そう判ると、また食べてみようかなと思います。私たちはあまり食事中会話しなかったのですが、隣にいた“都民”は本当によく色々話していました。奥さんの方が、
「あの土地要らない」
と言っていたのだけは覚えています。ブルジョワなのでしょうか。よかったら下さい。

昼ご飯のあとは、自由行動でした。私たちは食事でお腹いっぱいになってしまったのですが、オペラ座とか行ってカフェでケーキ食べましょ、というオプショナルツアーに7人も参加していたので、他人事ながら、そんなに食べられるのかなと心配していました。ブダペストでは特にどこに行きたいというのはなかったので、ホテルまでのんびり歩きながら、気が向いたら写真を撮ったりしていました。時折、イタリアの国旗が見られるので、
「何でこんなにイタリアの国旗があるんだろうね」
とakiさんに言っていたのですが、国会議事堂のあたりで気付きました。それはハンガリーの国旗であったと。
【参考】世界の国旗(ヨーロッパ)

ハンガリーでは自動車が止まってくれない、とジョージさんが仰っていました。
「日本では、『みんなで渡ればこわくない』。でも、ハンガリーでは『みんなで渡ればみんな死ぬ』」
確かになかなか自動車は止まってくれませんでした。横断歩道も信号もなくて、どうしていいかまごついてしまいます。akiさんは、シンガポールかどこかに行ったときに、もっとシビアな状況があったようなことを言っていましたが。そして、踏切もない!踏切は待っててまどろっこしいときもありますが…ハンガリーは色々、自己責任の国なんです…ね?

ホテルの前まで来ると、花売りのおじさんがいたり、日本の盆栽(のようなもの)を売っている店があったりして、日本では見られない光景にテンションがやや上がりました。でも、ふと、あの花売りのおじさんはこんな寒いところで花だけ売って生活を遣繰りしているのだろうか、と余計な心配が脳裏をよぎりました。akiさんは
「金持ちの道楽かもしれないし」
と言っていましたが。その方が、私の気は休まりますけど。

夕ご飯までしばらく時間があったので、ホテルの部屋でしばし睡眠。ロビーで集合してまたバスに乗り込み、くさり橋の近くで夜景をバックにして写真を撮る、など。レストラン名は分かりませんが、ジプシーの人たちが音楽を演奏してくれるところです。私たちのテーブルの側にも、演奏しに来てくれました。食事について、前菜、メイン、デザートをそれぞれ3種類の中から選ぶことが出来ました。私は、前菜にサラダ(多分)、メインにビーフシチュー、デザートにアイスを選びました。ビーフシチューの付け合わせはニョッキでしたが、これが食べても食べてもなかなか減りませんでした。昼ご飯からそうなんですが、メニューの数が少ない代わりに、1品1品のボリュームが激しく多いのです。味はまあまあよかったと思います。ところで、ハンガリーの名物はトカイワインなのですが、ドリンクでトカイワインを注文したのは私だけでした。みんなもう、その土地名物というものに食傷気味だったのでしょうか…
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フォリント、ユーロ、チョコ・コルネ…あれ?

2/9~2/16に中欧に夫婦で旅行してきました。巷でいうところの新婚旅行というものに当たるのでしょうか。でも、もう入籍から1年以上経っているのです。だから、新婚さんと言われるのも躊躇われるというか。大体、新婚夫婦としてはどう振る舞えばいいのでしょうか。世間では、新婚というと『アツアツ』とか『ホヤホヤ』とかホットな単語が連想されるようですが、私のせいで(かはわかりませんが)こういう単語の似合う夫婦ではないような気がします。

私たち夫婦は、放っておくと海外に行ってもホテルに引きこもっている可能性があったので、添乗員同行のツアーで行くことにしました。イタリアいいなと思っていたのですが、姉が新婚旅行で行った気がするし、何となく却下。ヨーロッパには行きたかったので、ドイツも候補に挙がっていましたが、最終的に、ちょっとお洒落な感じのしたハンガリー・オーストリア・チェコに行くことにしました。どの辺がお洒落かっていうと、
ハンガリー →マイケル・ジャクソンがPV撮影していた
オーストリア→音楽
チェコ   →カレル・チャペック
という薄弱な根拠に基づくものでしたが…いいのです。結果さえよければ。あとで調べたら、マイケル・ジャクソンがPV撮影していたなんてことなかったみたいです(ネットで調べた限り)。薄弱な根拠どころか単なる捏造ぢゃないか。何でそう思ってたんでしょうね、私。

折角の新婚旅行なので、奮発してLOOK JTBのツアーに申し込みしました。それが9月下旬のことで、後日、催行可否が連絡されるということでしたが、申し込み時点で2組の新婚カップルが予約済みだっただけで、途中JTBから連絡があったときも3組6名の予約のままだったので、催行されるかちょっと不安でした。
「もし足りなかったら誰か友だち呼ぼうか」
「それで『男はこっちの部屋で』とかなって」
「もうそれ新婚旅行じゃないけどね」

催行も決まり、スーツケースのレンタル予約もし、日程表も届き、スーツケースが届いたのが出発4日ほど前。スーツケースに中身を詰め出したのは、出発の前日でした。夕飯も食べ終え、準備が面倒くさい面倒くさいとワーワーいう私に、akiさんが一言。
「今まで準備する時間いっぱいあったんじゃないの?」
旅行の準備なんて、ギリギリになるまでやる気が起きないものなのです…

2/9(水)
出発当日は、ハムスターのウィリアムとヘンリーも連れて成田空港へ。1週間いないと、餌は大丈夫ですが、室温や水が大変なことになりそうだったので、空港のペットホテルに預けることにしたのです。私が家事のことでバタバタしていたので、朝akiさんが準備してくれていたのですが、ペットホテルのフロントで
「餌はどんなものをあげてらっしゃいますか?」
と訊かれたときに、
「あ…忘れてきた」
とakiさん。前日夜に回し車と水入れと餌を持っていくことは確認していて、餌の用意もしていたのに袋に詰めるのを忘れていたのでした。結局、ホテルの方で準備してもらえることになり、その料金は前払いしていたお金で相殺できるようだったので、一件落着だったのですが。
「元気なハムちゃんですねー」
とホテルのお姉さんに言ってもらえましたが、落ち着きがないだけです(特にヘンリー)。

そのあと、外貨両替所で5,000円分のフォリントとチェコ・コルナ、20,000円分のユーロをゲットしました。訪問先は全てヨーロッパなのに、ハンガリーとチェコはまだユーロが導入されていないので、3ヶ国で通貨が違うのがちょっと面倒です。でも、2国とも中心地の土産店や飲食店では、ユーロでもOKなところが多かったです。観光客がユーロを出すことが多いので、そういう対応になったとのこと。ユーロで出すとその場で換算してくれて、お釣りは現地の通貨だったりユーロだったりします。日本では見られない光景でした。akiさんは旅の途中、チェコ・コルナを
「コルネ」
と度々言っていたので、
「コルナだよ。コルネはパンだよ」
と教えてあげました。25ユーロ余りましたが、それ以外はコインなどしか残りませんでした。将来、ハンガリーやチェコでもユーロが導入されたら、貴重なコインになる…かもしれません。

集合場所に集合時刻より10分ほど前に行くと、JTBのカウンターではもう受付が始まっていました。そこで添乗員の方に、出発までの流れや現地に到着するまでの流れ、ツアーの中で注意することなどの説明を受けて、チケットを貰いました。ガイダンス用機器というのでしょうか、ガイドさんの声が遠くにいて聞き取れないときでも、イヤフォンを耳につければマイクを通したガイドさんの声が聞こえる、という小型の器械も貸し出されました。このイヤフォンは片耳に装着するタイプで、耳を挟み込むようにして着けるのですが、これがなかなか私には出来ずに、しばらくakiさんに着けてもらっていました。そんな人は他にいなかったので、恥ずかしかったです…

成田空港からスイスのチューリッヒ空港、そこから乗り継いでハンガリーのフェリヘジ空港へ行きました。成田空港から乗り込むときは、各々チケットを貰ってバラバラに乗り込んだので、ツアーに参加する人にどんな人がいて何人ぐらいかということは判りませんでした。私たちの席は後ろの方の3人席で、私たちの隣に1人の男性がいました。会釈ぐらいはしたと思います。

12時間のフライトなので、かなり長いです。スイスインターナショナルエアラインズの飛行機なので、見られる映画やテレビ番組も基本的には英語ばかりです。まあでも、日本人のフライトアテンダントの方もいるし、数は限られますが日本語で見られる映画なんかもあるので、何とか過ごせたかなという感じです。そういえば、テトリスや数独などのゲームもありました。数独って今海外で人気なんですね。

高校時代にイギリスに行ったときは、機内食を全部食べるとお腹がいっぱいになって辛かったものですが、今回は機内食が2回と間食が2回あったのに、何となく物足りなく感じました。それは帰りもそうでした。航空会社が違ったからなのかしら。2回目の間食のときに、私たちの隣にいた男性が
「まだ食事って出てくるんでしょうか?」
と声をかけてきました。私はそのときようやく、その人が女性であることに気付きました。akiさんは一見しただけで肩の感じなんかで女性だと判ったそうですが、私は最初見たときに、マスクしていたのと服装で勝手に男性だと思っていたのです。見た目で人を判断する、よくない。私でも物足りないぐらいなので、彼女はもっと足りないだろうなと思って、
「あと1回軽食があるみたいですよ」
ということを強調していたら、
「私、お腹いっぱいなんですよ」
と。さらに、
「もしよかったら、これ差し上げます。よかったら食べて下さい」
とおにぎりを貰いました。体型から人を判断する、よくない。ちなみに、おにぎりは美味しくいただきました。

空港に着いてから、現地ガイドのジョージさんもいらっしゃって、バスに乗ろうとエレベーターに乗ろうとしていたときでした。老年の男性がこけてしまって、エレベーターが止まってしまいました。ツアーは別だったのですが、成田から飛行機が同じ(多分)で、それまでも空港を移動するバスの中で1回見かけていたおじいさんでした。おじいさんは若い女性と2人で行動しているようで、
「孫なのかな?」
とakiさんと話したりもしましたが、珍しい組み合わせだったので覚えていたのです。結局、階段を使ったのですが、上り終わったあとにエレベーターが再び動き出しました。大した怪我はなかったようでした。この頃には、何となく同じツアーの参加者も大体把握できていたように思います。チューリッヒまで隣にいた女性も、同じツアーの参加者だったのです。

ジョージさんはハンガリーの人なのですが、日本語をよく知っていました。「詳らかに」なんて聞いたときには、akiさんと顔を見合わせてしまいました。そんな言葉、日本人でもあんまり使っている人を見たことがないぞ。割といつでも使える挨拶として、ジョージさんから
「イヨーナポット。これは日本語で『異様な水差し』ということですね」
と教わりました。
「これを店で言ったりすると、喜ばれます」
と仰っていましたが、ついに使え(い)ませんでした。ごめんなさい。

ホテルについてから入浴して、割とすぐに眠りに落ちましたが、夜中3時ぐらいに目が覚めてそこから寝付けませんでした。いわゆる時差ぼけで、3日間ぐらいはそんな感じだと添乗員さんに聞きましたが…ずっとそんな感じだったような気がしないこともありません。
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