のんびり気まぐれ猫ブログ

教養を身につけたい、そんな年頃。

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2O11

2/12(土)
この日は、まずバスに乗って、シェーンブルン宮殿の方に行きました。ウィーンは日本人も多いと聞いていましたが、この日のガイドは、やはり日本人の方でした。名前は失念してしまったのですが、ボソッとした声と話し方が、高校のときの生物の先生に似ていたのは印象的でした。以下、シェーンブルン宮殿にまつわる人々について、色々と聞いた話。
・フランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベトはいとこ同士。
・フランツは元々エリーザベトの姉と結婚の予定だったが、見合いのときに付いてきた妹(エリーザベト)を見初めて結婚。姉は複雑な気分じゃなかっただろうか…。
・当時は地毛を見せないように、女性でも鬘を被るのが当たり前だったが、エリーザベトだけは美しい地毛を人前でも出していたらしい。髪の手入れに2時間ぐらいかかっていたんだっけ?
・エリーザベトのウエストが見た目にも細かったけど、身長が170cm超えているのに、ガイドの人から聞いたのだと、体重50kgに満たなかったそうな。
・フランツのベッドとエリーザベトの風呂について。(文章化できるほど、話を覚えていない…)
・この宮殿は壁に漆が使われていたり、中国風の絵が描かれていたりするが、当時の人にとって、インドより東の文化は全部インド様式という感覚だったらしい。一括り過ぎである。
・マリア・テレジアは絵の得意な次女のことがお気に入りで、恋愛結婚が許されたのは彼女だけ。姉妹の肖像画が展示されていたが、次女の服装だけ他の姉妹より豪華なのもそのせい。
・マリア・テレジアが密談をするときに、お付きのものも部屋に入れないよう、お茶なのか食事なのかを運ばせるためのエレベーターがあった。
・マリア・テレジア一家の絵に含まれている意味。(文章化するほど、話をまとめられない)
・騙し絵が掛かっている。(どう騙し絵なのか、説明が早すぎて聞き取れなかった。日本語なんだけど)
・モーツァルトがいなかった場面なのに、その場にあとから彼を描きこんだ絵がある。神童って凄い。

再集合するまでの時間、あまりに寒く耳が凍えそうだったので、akiさんのダウンジャケットに付いていたフードを借りて頭を覆ったら、コートと似たような色合いだったこともあり、まるでペンギンのようになりました。このとき撮った1枚は、密かにお気に入りです。

それから、市立公園のヨハン・シュトラウス像の前で、みなさん記念撮影されていました。私たち以外。akiさんが私に
「撮る?」
と訊いてくれたのですが、そんなにヨハン大好きでもないのに、というか曲も大して知らないのに、「嬉しいです」というような顔をするのは、彼に失礼かと思いまして。シェーンブルン宮殿だって、旅行に来て初めてどういうものか知ったぐらいですが、そのぐらい無知だと、逆に、これまで知らなかったものに巡り会えた感激を写真に残せる気がするのです。うだうだ書き連ねていますが、どの写真も大して代わり映えのしない無愛想な表情とポーズで撮られている私。

午後からは自由行動でした。

昼ご飯はカフェ巡りをしようと、まずカフェ・ザッハーに入りました。元祖のザッハートルテとやらを食べてみたかったのです。クロークにコートを預けると、テーブルに案内されます。私たちは英語で色々尋ねられましたが、次に来た人たちはドイツ語でやり取りしていました。ドイツ語圏の人っていうのは、区別つくものなんですかね。2人ともザッハートルテを注文。私や日本で言うところのウィンナーコーヒー、akiさんはダブルエスプレッソを飲むことにしました。今回の旅先では、日本で飲むようなコーヒーは無く、
「コーヒーorティー?」
と尋ねられてコーヒーを選ぶと、漏れなくエスプレッソが出てきました。ティーって言うと、まあ日本ならアッサムやらダージリンやらの紅茶を想像しているものですが、1度だけジャスミンティーが出たこともありました。デザートにジャスミンティーはちょっと…

akiさんがチップの小銭が無いので、どうしようと悩んでいました。クロークでもチップが要るし、通常の会計だけでも8~10%ぐらいのチップを渡すのが基本、というように書いてあったので。そもそも会計をどこでどんな風にやるのかも知らないので、2人で食べ始める前から色々不安がっていました。とりあえず近くの席にいた人を見ていたら、ウェイターさんを呼んでテーブルで会計をして、お釣りを受け取ったあとチップを払っている、という風でした。その隣のテーブルにいた人は、akiさんによれば、会計をして「お釣りは要らないよ」と英語で言っていたそうです。さ す が 英 文 科!

ザッハートルテは、生クリームと一緒に食べると程よい感じで美味しかったです。生クリームは全然甘くないので、それだけで食べると、牛乳好きの人にはあまり抵抗が無いのかもしれませんが、私はちょっと気持ち悪くなりそうでした。一方、トルテの方はそのまま食べても違和感無く思えました(私は甘党なので)が、生クリームがあると深みが出るような気がしました。ウィンナーコーヒーは、クリーミーで甘くもなく苦さも少なく飲みやすかったです。会計のとき、お釣りを貰ってから改めてチップを渡すのかどうするのか、2人で最後まであれこれ言っていましたが、その甲斐空しく、ウェイターさんはお釣りを持ってきませんでした。一見の客だからチップのことで困っているんだろうな、という配慮からでしょうか。クロークの方は、1着1ユーロで固定でした。結局のところ、杞憂でした。

店を出て歩いていると、ファーストフード・軽食の売店がありました。そういう売店を初めて見かけたので、じっと見ていたら、店員のおばさんに声を掛けられ、何か買わないと申し訳ないような気に。
「日本人的だねぇ」
とakiさんに言われましたが…。フランクフルトを注文すると、おばさんが
「フランクフルト?」
と訊くので、
「イエス、フランクフルト」
みたいな返事をしたら、ホットドッグが出てきました。ちなみにホットドッグの方が若干高かったですが、訂正するのも面倒だったし、ホットドッグも食べやすいからいいか、と早速頬張ってみると、なかなか美味しい。大きかったので、最後の方は飽き気味でしたけど。

有名人に縁のあるところに行きたかったので、まずはフロイト記念館に行きました。観光スポットは固まってあるところには固まってあるのですが、このフロイト記念館や次に行くヴィトゲンシュタインの家は、そういうところから外れていたので、見つけづらかったです。フロイト記念館では、英語のガイド冊子を貸し出してくれます。安くはありませんが、何ユーロか払えばコピーが出来る、という形式でした。感想としては、学問的に興味がある人以外は退屈だろうな、という印象です。私も退屈でした。英語の読解能力不足のせいも大きいですが。印象に残った単語は『コカイン』です。私の拙い英語読解によれば、コカインの作用についての研究もされていたみたいです。何かフロイトにまつわる映像も流れていましたが、何を言っているのか判りませんでした。英語が出来れば世界が変わる、というのは過言ではないかもしれません。

ヨーロッパに来て、初めて地下鉄に乗りました。ウィーンの地下鉄は手動でドアを開けます。そして、改札でのチェックがとても緩く、切符を買っても入口で改札機に通す必要も無く、出口でも然りでした。
「イタリア人なら絶対不正乗車しそうだねー」
とか何とか言いながら、地図を見ていると、駅の方向に歩いていた白人のおじさんが
May I help you?
と声を掛けてくれて、一緒に地図を見ながらヴィトゲンシュタインの家までの行き方を教えてくれました。そのおかげもあって、無事到着!…したのですが、開館日が月~木曜日だったので、残念ながら中を見ることは出来ませんでした。
「日本帰ったら(おじさんと)同じようにやってみようかなー」
とakiさん。さ す が 英 文 科!

それから、モーツァルトハウスに。
English?
と訊かれたので、オーディオガイドは(ここはヨーロッパなので)やっぱり英語しかないだろうなと思って借りたら、返却場所で日本語のオーディオガイドを見つけました。日本人の観光客が多いところは、日本語のガイドも充実しているようです。4階にモーツァルトが過ごした時代について、3階にオペラ作品やレクイエムの展示があり、2階はモーツァルトが暮らしていた住居で、当時の雰囲気が再現されていました。住居の間取りは全部推測のようで、現存している家具も無いそうですが、そんなに古い時代のことでもないのに、不明なことは多いものなのですね。そして、英語の聞き取りは難しいので面倒になってきていたのと、その上トイレに行きたくなったのに、トイレが2階のオーディオガイド返却場所の先にあったので、3階を飛ばしてしまいました。もしかしたら、1番の見所だったかもしれません。

モーツァルトハウスからホテルまで、ぶらぶら歩いて戻りました。途中、土産物でも見ようかと近くにあった店に入ったら、中東の人が店番していたのでドキドキしました。偏見ですが、中東の人は油断していると実際より多額の請求をしてきたり、何かしら危険な事態になりそうな気がしてしまうのです。日本のニュースなんかで、中東の人をポジティブなイメージで取り上げられているものが少ないからかもしれません。結局買い物はしなかったのですが、売られているものは、至って普通の土産物でした。個人的には、
AUSTRIA NO KANGAROOS
と書かれたTシャツなんかいいなと思いました。ホテルにお湯を沸かすようなものが無く、備え付けの冷蔵庫に入っている飲み物は勿論有料なので、スーパーに立ち寄って飲み物を買いました。美味しそうな果物の絵が描いてあるペットボトルが結構安い値段(日本円で50円ぐらい?)で売られていたので、甘くて安っぽい味なのかなと思いましたが、甘ければいいので購入。ホテルの部屋に着いて飲んだら…ハーブも入っていたようで、甘くないし、子どものときに風邪をひいて飲んだシロップの劣化版みたいな味でした。安いものには理由がある。akiさんは、無難にRed Bullを買っていました。

書き忘れていましたが、ウィーンでは町の書店にも立ち寄りました。akiさんは、日本でも書店に寄るのが大好きですが、海外でも同じなのですね。日本語の作品の翻訳版が無いかなと探していたら、村上春樹の『1Q84』ドイツ語版が売られていました。分厚い1冊です。日本では3冊刊行されているのに、一体この1冊はどこまでの話なんだろうかということで、
「何だったら(続きを)amazonで買えばいいじゃん」
と言ったら、akiさんは、こんなところで買わなくても、という意味に捉えてしまったらしく、
「あーあ、言っちゃった」
と。結局、購入。現地では、もう1度ドイツ語にチャレンジ!、と思って買いましたが、果たして…チェコ語の『山椒魚戦争』よりは読まれそうかな?

さて、夜は自然史博物館に行きました。マリア・テレジアが飼っていたイヌの剥製なんかも見たように思いますが、インパクトの大きかったのは大量の頭蓋骨。研究者以外は基本的に立ち入れないところらしいのですが、棚に並べられた頭蓋骨は現実味が無さすぎて、オブジェにしか見えません。そんな中、後ろを歩いていた“ギャル”が
「どれがイケメン?」
「これとかそうなんじゃない?」
といった感じではしゃいでいたので、正直そんな盛り上がれそうもないところで何とかテンションを上げようと頑張るなんて、女子大生だなーと思った次第であります。“ギャル”は、このツアー全体を通して、イケメン好きというキャラを押し出していたように思います。私なんかは、イケメンと呼ばれる人を見ても、イケメンはちやほやされていいね、ぐらいにしか思えないのですが。韓流スター来日とかでキャーキャー言っていたおばさま方なんかのことも考えると、
「イケメン見て盛り上がれる私、若い!」
という思いがあるのかもしれません。うーん。

夕ご飯は、Do&Coアルベルティーナというところで。幾つかテーブルをくっつけられた席で、一方の側がソファになっていました。ソファ側に8人ぐらい座ったので、出入りがしづらかったです。奥から“会社員”(お誕生日席の位置)、テーブル越しに向かい合って、“中年夫婦”、“都民”、私たち、“道民”…のように並んでいました。“都民”の奥さんが、私との間にTOMMY HILFIGERの大きめのバッグを置いたので、ただでさえ窮屈なのにますます窮屈で辛かったです。そんな中、“中堅夫婦”のご主人がその日誕生日だったということで、添乗員さんの計らいで、ちょっとしたプレゼントが贈られたりしたのですが、誰かが
「幾つになるの?」
と訊くと、ご主人が
「え…」
と戸惑ったような声を出しました。akiさんによれば、ご主人もちゃんと年齢を言ったらしいのですが、聞き取りづらかったと判断されたのか、奥さんが
「38」
と明瞭な口調で答えるのは、私にも聞こえました。男性も年齢って答えづらいものなのかなぁ。女性には、自分より若そうでないと、尋ねづらいですが。料理ですが、メインの魚はちょっと小骨が多い気がしました。デザートはチョコづくしといった感じで、フォンダンショコラっぽいものにチョコフォンデュなんかもありましたが、イチゴはチョコにつっこんで食べるより、そのまま食べた方が美味しいなと思いました。身も蓋もないですね。
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